【R-18G】 MARENOL - LeaF

■■ CAUTION / 閲覧注意(R-18G) ■■ This music video includes gory contents. この映像作品には流血などのショッキングな表現が含まれます。 Music : LeaF Animation : Optie & Fiz ( ) & ( ) BMS : “ 私は夢日記を書くのが日課だ。 夢日記というのはその日見た夢を日記として書くことだ。 それを続けると夢を現実として認識できるようになるだとか、 現実と夢の境目が分からなくなって危険だとかなんて語られるけど、実際そんなことはない。少なくとも私は。 むしろそうやってやることは精神療法になるなんて言う人だっている。 まあそれは多分継続的になにかを続けること全般に対して言えることなんだろうけど。 ともあれ私はなんとなく楽しいから続けていただけだ。 それを読み返すと過去の思い出が増えたような気分になるのだ。 言ってしまえば記憶も夢も、過去になった時点で大差無い、確かに在った出来事だと言えるのだから。 だが意外と書くのは難しい。夢というのはものすごい早さで記憶から消えていくのだ。 文字を書いている間でさえどんどんと何があったか思い出せなくなっていく。 文章を書くにも出来るだけ短くしなければならない。 プロのインタビュアーなんかは文字じゃなくて、 造形が極めて簡単な独自の記号でインタビューしたことを全てメモするらしいけど、 あいにく私にはそんなことはできない。 なので夢日記も結構ミスする。的確にメモするのも中々難しいのだ。 そんなで夢日記をつけているのだが最近はやたらと悪夢が多い。 しかも感覚がリアルなのだ。 死ぬことはもちろん、死なずに延々と苦しむこともある。 死ぬと夢から覚めてハッとするけど、覚める直前までは確かに現実のように感覚がある。 痛い。苦しい。そういうものばかり。 お陰で最近は寝ることが怖い。すごく怖い。 寝る度に文字通り死ぬような痛みを味わっているのだから。 それでも夢日記をつけることはやめないのは偉いと思う。 いや、苦しみを味わっても目が覚める度にそれがリセットされるというそれこそが、 夢日記をつけようという動機なのかもしれない。 もしかしたらいつか本当に死ぬかもしれないのだから。 そして、こうも悪夢ばかり見るようになった心当たりは一つだけある。 あの薬だ。 メアノール錠、 その薬はお医者さんから処方されたものではなく私が勝手に買った抗鬱剤だ。 私は鬱なのだ。元々は病院で処方される薬を飲んだりしていたがまるで効果がない。 カウンセリングなんかも受けたことがあるけどはなから信用していない。 そうӕ